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違う記事書こうと思ってPC立ち上げたら、ヤフトピにこんな記事が。 ということで、今日は予定変更してこちら。
↓(ニュース記事なので時間がたつと見れなくなるかと) 有名な方がこういうことを発信してくれると、自分の病気に気づいて体調を立て直すきっかけになる方も増えるかと。 ありがたいことです。 研ナオコさんは、繰り返す湿疹と慢性的な体のだるさから、橋本病(慢性甲状腺炎)で甲状腺ホルモンが減少していることが分かったそうです。研さんの場合は、太らず痩せて、ホルモン補充してから体重が元に戻ったとのこと。 私もホルモン補充してから体重増えました。 研さんは、ホルモン補充するようになっても低くなった声は変わらないそうですが、 私の場合は、体調どん底のときに全く出なくなった高音が、今は出せるようになりました。(私は歌手でもなんでもありません。ただの歌好き。学生の時合唱部でした(笑)。) ついでに、昨年、NHKのガッテンで「甲状腺機能低下症」を取り上げてくれた時の内容も載せときます。 ↓ 甲状腺機能低下症かどうかの自己チェックとして、脚のむくみ方を見てみる方法が紹介されています。 ①向こうずねのすぐ横を5秒ほど強く押す ②押した箇所がへこんでいるかどうかをよく確かめる。一般的な(水分による)むくみであれば、へこみが跡となって残ったままになるが、(甲状腺機能低下症による)むくみモドキの場合は、へこみが残らない。 このむくみモドキというのは、甲状腺の機能が低下したことで、古くなったヒアルロン酸が分解されずにどんどん溜まっていって起こるそうですよ。 ヒアルロン酸って、細胞と細胞の隙間を埋めて湿り気を与えたり、クッションとして細胞を守ってくれるもの。化粧品やサプリメントなんかで耳に良くなじんだ成分ですが、まさか、太くなった脚に古くなったヒアルロン酸が詰まってるなんて!! 私のパンパンだった脚、確かに押しても凹まないので、こういうのを固太りっていうのか?と思っておりました。今も立ち仕事をしているので立派に健康的な脚ではありますが、パンパンではなくなっておりますよ。 以上、 甲状腺機能低下症のプチ情報でした。 ▲
by kana_returns
| 2017-09-11 12:48
| 甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症について、自分が気を付けていることについて、もうちょっとだけ追記です。 【甲状腺ホルモン製剤(チラーヂンS・チロナミン)の摂り方】 ●アルミニウム、カルシウム、鉄、亜鉛などを含む薬やサプリメントとの同時服用は効果を減弱させるので、4hくらい時間をあけるようにする。 マグネシウムもグレーゾーンみたいです。ミネラルを多く含むものと一緒に摂ることは避けるってことですね。なので、ミネラルウォーターで薬を飲むのも避けています。 食事中のミネラルも同様の相互作用があるという理由で、空腹時の服用を推奨している医師もいるようです。 空腹時に摂っても特に悪いこともなさそうなので、私は朝起きて歯磨きをしたらすぐに、と、夕方の空腹時、2回に分けて摂るようにしています。その方が飲み忘れもないので。 【摂り過ぎないようにしている食品】 ●昆布・ひじき・・・甲状腺ホルモンを作るためにとても大事な栄養素のヨウ素も、摂り過ぎは逆に働いてしまうとのこと。特に昆布とひじきはヨウ素の含有量が破格に高いので摂り過ぎには注意したほうがよいようです。これ以外の海藻はあまり気にする量ではないと思います。 ●大豆・・・ヨウ素の吸収を阻害する作用がある。 海藻と大豆は、どちらかを極端に摂り過ぎない方がよさそうです。両方を適量摂っていれば問題ないと思われます。和食は栄養的にもとても理にかなってますね(湯豆腐とか、豆腐とわかめの味噌汁とか、ひじきと大豆の煮ものとか)。 ●アブラナ科の植物・・・甲状腺ホルモンの分泌を妨げる「ゴイトロゲン」という物質が含まれる(キャベツ、小松菜、かぶ、カリフラワー、大根、ケールなど) 甲状腺機能低下症については、一応これで終了です!! う~ん、まだ書き出せていないテーマがいっぱい!! 次は何から書こうかな~。 ▲
by kana_returns
| 2017-02-02 14:53
| 甲状腺機能低下症
私を地獄の淵から救ってくれた、自然な甲状腺ホルモンであるチラーヂン末という薬、 2016年3月末をもって、日本での処方が完全終了してしまいました。 あすか製薬のエライ人~、死ぬまでチラーヂン末の再販待ってますー!!! なんて、妄想で崖で叫んでもどうにもならんっ どげんかせんといかんっ アメリカのナチュラル甲状腺ホルモン薬を個人輸入? いや、さすがに薬品を個人輸入するような度胸もおカネも、私、ないですし・・・ 処方終了の数か月前から、ちょいちょい頻繁にクリニックに通って、都度、処方してもらえるだけのチラーヂン末を処方していただいて、そのストックでどうにか秋口まではチラーヂン末を持たせることができたわけですが、 とうとう、手元のチラ末さんの在庫が切れる日がやってまいりました。 とりあえずは、日本の健康保険制度でやっていける道を探らなくては。 まあ、人体実験が大好きな私なので、 「今の時点でT4のチラーヂンSだけにしてみたらいったいどうなるのか?」 ということから試してみることにしましたよ。 医師的にも、本当はチラーヂンSだけの処方でやっていきたそうだし、 チラーヂンSだけでやってみた結果から、やっぱりT3も補充したい!となれば、お願いもしやすそうだし。 T4だけ補充の日々を1ヶ月。 なんだか疲れる。脚むくむ。ドライアイが酷くなる。肌の乾燥が酷い。久しぶりにアトピーに発展しそうな肌のガサガサ・ゴワゴワ・カユカユ・・・ おまけに口の中も乾きやすく、久しぶりの酷い風邪をひいちゃいました。ここ数年は風邪をひいても軽症で済んでいたのに・・・ しばらくして血液検査してみると ■TSH・・・1.69(μIU/mL) ■FT3・・・2.8(pg/mL) ■FT4・・・1.2(ng/dL) という、標準値ど真ん中。 T3を直接摂らないと、TSHが下がり過ぎることはなくなるんですねー。なるほどー。 いやいや、感心している場合ではない。 大事なのは自分の身体がうまくまわせて行けてないということ。 この1ヶ月で起きた身体の変化を医師に伝えて、懇願いたしました。 T4とT3の併用処方を、是非にお願いします!!! 以前私が処方してもらっていたチラーヂン末0.03gを、チラーヂンSだけで、と換算するとおおよそ50~75μg相当。 それを自然に近い形で、T4:T3を5:1くらいに配分すると(チロナミンはチラーヂンSの1/4の量で計算)、 T4のチラーヂンS25~37.5μg+T3のチロナミン5~7.5μg って感じになります。 おかげさまで、S25μg+チロナミン5μgを処方していただけましたよ! 最初、 T3は半減期(薬の有効成分が持つ時間)が短いので、1日2回に分けるとよい、と色々なところに書いてあったので、自主的にチロナミンだけ半分に割って午後に残りの半分を飲むようにしてたんです。 そしたら、なんかフラつくという変な副作用がでまして、 「あ、チロナミン単独で摂った時だけこのフラつく症状がでるな」と気づき、 チラーヂンSも半分にして、どちらも半分ずつ一緒に摂るようにしたら、フラつきは解消いたしました!! T3だけ単独で入ってくるっていうのが身体にとっては自然なことではないから、身体も混乱してしまっていたのかしら? その内容に変えてから2週間ほどたつと、 おー、肌の痒みとゴワゴワが落ち着いてきた―。身体も動かしやすいし、浮腫みもすっきりしてきたよ。 チラチロ併用に変えた後の血液検査 ■TSH・・・0.518(μIU/mL) ■FT3・・・3.0(pg/mL) ■FT4・・・1.1(ng/dL) T3をダイレクトに摂ってるから、TSHも下がるんだけれど、基準値内。あら、いいじゃない。 ただ、自分的にはまだ足りている感じがしない。 身体がとっても冷えやすいし、湿疹は落ち着いたとはいえ、肌はまだ粉ふいてるし。 チラーヂン末で体調良好にやれてた時の平均は ■TSH・・・0.02~0.2(μIU/mL)・・・検査する時間でけっこう変わる ■FT3・・・3.6(pg/mL)くらい ■FT4・・・1.2(ng/dL)くらい T3ちょっと多目でTSH的には若干亢進気味の方が、やっぱり自分的にはいいみたい。 次回の検査の後、増量をお願いできるようなシナリオを考えておこうっと。 とりあえずは、人工的なホルモンであっても、T3とT4併用することで、ある程度の結果を得ることができました!やっぱりT4だけだとムズカシイ・・・ しばらくはチラ&チロで上手く体調維持していきたいと思っております。 あとは量の調節で、うまく自分の適量を見つけていきたいな、と。 現在は、そんな感じです。 ▲
by kana_returns
| 2017-02-01 11:36
| 甲状腺機能低下症
自然な甲状腺ホルモンであるチラーヂン末0.04gを処方してもらった私、 いきなり全量を摂取して大丈夫か不安があったので、1/3位から始めてみて、体調に悪い変化がないか観察しながら、徐々に徐々に増やしてみることにしました。 チラーヂンS25μgを服用していた1ヶ月は、変な動悸っぽさや気持ち悪さがあったのに、 チラーヂン末はそういうの、全くなし。 薬を切り替えた途端に、すごく楽になったんです。 これが医師の言う「プラセボ効果」か?!なんて笑える余裕まででてきましたよ。 主観的な副作用を全く感じなかったので、処方された量である0.04g/日まで、あっという間に増やしてしまいました。 毎日の僅かずつの変化なんて意外と本人にも分からないもので、1ヶ月服用して「そろそろクリニックに検査しに行くかー」と思ったころに、あれ、そういえば・・・ということが増えていることに気付いたのでした。 身体の冷えや肌の乾燥がマシになってるぞ。毎日悩まされていた頭痛も楽な日が増えてるかも・・・ その頃の検査結果がこちら・・・ ■TSH・・・0.113(μIU/mL)⇒基準値より低い【初回4.664】 ■FT3・・・3.7(pg/mL)⇒基準値内【初回2.9】 ■FT4・・・1.1(ng/dL)⇒ 〃 【初回1.0】 甲状腺ホルモンであるT3とT4は若干増えているけれども基準値内。 TSHの値はやや亢進気味。これは、T3という活性型のホルモンを直接摂っていると、脳が「そんなにホルモン分泌しなくていいよー」という判断をするかららしい。 医師 「若干亢進気味だから、今の方が動悸とか出てもおかしくないんだけど」 私 「それが、全然ないんです。むしろ変な不快感がない状態だし、わずかながらもいろいろよくなってる気がします。」 医師 「まあ、プラセボ効果というものはね・・・(ここから延々プラセボの説明入る(笑))」 TSHの値は亢進気味だけど、そんなに悪い数字でもないとのことで、しばらくこの量のチラーヂン末でやっていくことになりました。 あ、あと、体調が著しく悪くなった頃から、血液検査をするとだいたい基準値越えをしていた肝臓の値(GOT、GPT)とコレステロール値がキレイに基準値内に入っていましたよ。 これらも、甲状腺の働きが悪くてそうなっていたのか?! そして、 チラーヂン末0.04gを服用して2ヶ月くらいが経った頃から、 目に見えて動ける時間が増えていくわけです。 丸1日寝込む日はもうなくなったし、 毎日けっこうな距離を歩けるようにもなっていきました。 全身の筋痛症状はあるんだけど、それまで私を毎日苦しめていた、全身を締め付けられているような感覚や、身体の芯が固まった感じが徐々にほどけていっている感じ。 (ああ、このころの体調記録を読み返すと、今でも残ってるしんどさなんて、あの頃に比べたら屁みたいなもんだなー、こういう記録は残しておくもんだなー、としみじみ・・・) 定期的な血液検査では相変わらずTSHは亢進気味だけど、T3とT4の値は基準値内だし、 医師曰くのプラセボだろうがなんだろうが、 本人がビックリするくらい動けるようになってるのだから、 これはもう、いいのです!! 私には明らかに甲状腺ホルモンが足りていなかったのだ!! だってさー、この頃から、 血液検査で基準値の底辺を彷徨っていた赤血球数もヘモグロビンも血小板も、白血球数もぐんと健康な値になったんですよ!!何をやっても下がらなかったMCVの値もすとんと基準値まで下がったし!! で、この頃から体重も増え始めたよねー。普通、甲状腺の機能が低下すると太って、亢進すると痩せるものらしいのに。私の場合、なんだか胃腸の調子もメキメキよくなって、食べる量がめっさ増えてしまったわ。 (中若年の女性のバセドウ病は、代謝よりも食欲が勝ってしまって逆に太ることもあるらしいと、あとから何かで読んで、ナットクいたしました。) この頃、「これだけ動けるなら大丈夫でしょう」、と、短時間のアルバイトもはじめ、 今でも元気に無遅刻無欠席で働きに行っております。 全てがよくなったわけではありません。 やっぱり毎日全身筋肉痛だし、休みの日はダルさに任せてダッラダラに過ごしてしまうことも多々。自律神経は崩壊しているので、環境の変化や気温の変化にはとても弱いままです。 でも、「どうにもこうにも身体にロックがかかって動けない」状態からはスルリと抜け出すことができました。 チラーヂン末を服用する前があまりに酷かったので、この程度ならどうにかごまかしごまかしやっていけるでしょう、という感じ。 途中、生理周期がだんだん伸びてきて、これは亢進しすぎかも(機能低下だと生理は重くなり、亢進していると無月経になりやすい傾向がある)、ということで、チラーヂン末の量は0.03gに減量。生理周期はすぐに元に戻りました。 はたまた、「もしかしてもうチラーヂン末に頼らなくてもよくなってきてるのかなあ」と調子に乗って0.02gまで減らしてみたら、目に見えてダルダルーな日々になってしまい、コレステロール値はガンっと上がるし、冷えとむくみが復活。 これで0.03gが私にとって適量☆と判明。 ほんとね、このビミョウな摂取量が大事ですよ、甲状腺ホルモンというヤツは!! そして、近所の行きつけの耳鼻科の医師が甲状腺もみてくれるということを知り、おそるおそる「こういう経緯でチラーヂン末を飲んでいるのだけれど、こちらでも定期検査&処方してもらえたりします?」と聞いてみたら快諾していただき、私のチラーヂン末との日々が平和に続いていきました。 耳鼻科の医師は私よりもうんと若そうなので、死ぬまでこの医師に処方してもらえるぞっ。 が、しかし・・・ ♪えーいえ~~ん(永遠)はー、どこーにーもーなーい~~~♪ (LIFE is・・・byケン・ヒライ) 突然悲しいお知らせがやってきたのです。 2014年10月、チラーヂン末 製造中止!! 日本で唯一のナチュラル甲状腺ホルモンが~~ なくなる~~~ はああああ~~~~んっ それでも、在庫があるうちは調剤してもらえていたのですが、 2016年3月末をもって、販売も完全不可となってしまいました!! つづく!! ▲
by kana_returns
| 2017-01-24 11:07
| 甲状腺機能低下症
チラーヂンS25μgを服用して1ヶ月が経過した頃のお話。 薬は2か月分処方してもらっていて、次回の診察・検査も2か月後の予定でした。 が、なんか体調がすぐれないので、服用1カ月の時点で、クリニックに相談に行きました。 私 「異様な疲労感、筋肉痛、異常な冷えや肌の乾燥など、もともとあった症状に変わりはありません。チラーヂンSを服用するようになったら、変な動悸っぽさというか、ソワソワ感、ワナワナ感みたいなものも加わって、なんか余計に具合悪くて起き上がれないことがあるんです・・・」 医師 「動悸っぽさというのは、理論上ありえない。ただ、そういうことを訴える患者さんもいる。まあ、気持ちの問題が大きいとは思うんだけど。気になっているなら半分に割って2回に分けてもいいし、検査はやっぱり2ヶ月経ってからするけど、その結果では量を考えましょう。症状が改善されないのであれば、甲状腺とは関係ない血行不良とか体質的なものでしょうねえ。」 (ここでちょっとスイッチが入ってしまった私) 私 「体質的なものとか、割り切れるような状態じゃないから、こうやって少しでも可能性のあることをいろいろ調べてやっているんですよー(キレないように、穏やかに笑いながらという自己演出で。よし、この流れで少しつっこんでみよう) あのー、調べついでに、こんなのを見つけたんですけど・・・」 そこで、某クリニックののHP内に掲載されていた、アメリカの医師の本の翻訳の中から、甲状腺機能低下症と線維筋痛症との関連について書かれてる部分や、T4・T3併用療法に関する部分をプリントアウトしたものを広げてみました。 当時わたしが行っていたクリニックのHPのリンク集の中に、その某クリニックも載っていたので、きっと医師同士は知り合い同志、話を切り出すきっかにちょうどよさそう、という私の作戦(笑)です。 医師 「まあ、マユツバですよ(バッサリ)。そのHPの医師とは友人だけれど、とにかく何でも情報としてあげすぎるんだよねえ。ただ、プラセボ効果というものも私は否定しないので、そういう(プラセボの)範囲ではあるけれど、処方することはできます。T3の薬は扱いが難しいのでチラーヂン末で様子をみてみましょう。」 おおおおー、やったー。 理解はしてくれなかったよ。でも結果オーライ!! ということで、医師曰くの「マユツバ」療法(笑)を私は試せることになったのです!! 処方はチラーヂン末0.04g あれ?ん?多くない? これをチラーヂンSに変換するとおよそ70~100μg相当になってる気がするんですけど・・・ <参照>抗甲状腺ホルモン製剤の投与量換算 まあ、でもここで医師にまたなんやかんや言うのも嫌われそうなので、 自主的に1/3くらいから始めて、体調と相談しながら少しずつ増やしていけばいいっか。 チラーヂン末、現代ではかなり珍しい薬らしく、クリニック近くの調剤薬局どこに問い合わせても取扱いがなかったんだけど、 家の近所にどんな処方薬でも取り寄せしてくれる調剤薬局があって、私だけのために取り寄せしてくれることになりましたとさ。 よかったよかった。 ▲
by kana_returns
| 2017-01-23 21:12
| 甲状腺機能低下症
私の場合、 自身の『線維筋痛症』と『慢性疲労症候群』をどうにかしたい、というところから『甲状腺機能低下症』にたどり着いたので、甲状腺の専門医に診断をしてもらう前から、普通のヒトビトはなかなか読まないであろう本やサイトから、甲状腺についての前知識をたくさんたくわえておりました。 でも、医師は頭でっかちの患者はあまり好きじゃなさそうなので、 私は「めんどくさい患者」にならないように、既に知っていることも初めて聞いたふりをしてみたり、最初は医師の方針も素直に聞き、医師との信頼関係を気づいた上で、 2~3回目の診察で「先生、この前こんなものを読んだのですが、どう思いますか?」と下手~に切り出すのがよいんじゃないかと思ってマス。経験上。 私は『慢性甲状腺炎』で『潜在性甲状腺機能低下症』との診断を受けたのですが、 『潜在性』がつく甲状腺機能低下症である場合、甲状腺ホルモンの薬を頑として処方してくれない医師もいる、という情報が入っていたので、チラーヂンSという甲状腺ホルモンの薬を処方してくれてだけでもまずは第一関門突破、ヤッター、という感じ。 当時の私の目標は、 チラーヂン末という薬に変えてもらうことでした。 (現在はもう製造も処方も中止されちゃったんですけどね、このチラーヂン末・・・) 甲状腺ホルモン製剤は レボチロキシン(T4)「チラーヂンS」 リオチロニン(T3)「チロナミン」 乾燥甲状腺末「チラーヂン末」(2016年3月末をもって処方終了) の3種類。 現在、甲状腺機能低下症で処方されるのはT4のチラーヂンS、ほぼ一択です。 そもそもT4、T3って何?ということなのですが・・・ T4もT3も甲状腺ホルモンです。 甲状腺から分泌されたてのホルモンがT4。で、T4はそのままでは体内では役に立たない子で、T4が肝臓などの臓器で活性型のT3に作りかえられて、やっと元気ホルモンとしての本領を発揮してくれる、という仕組みとなっております。 例えれば、T4が石油でT3はガソリンのようなもの。 T4という原料がなければ、T3が作られることもない。 そして、T4という石油をT3というガソリンに変換できる能力が体内できちんとはたらいている必要もある、ということになります。 現在のガイドラインでは「T4は身体でT3に変換されるので、T4だけ補充すればよい」ということになっていて、T4製剤であるチラーヂンSだけが処方されるシステムです。 T3製剤であるチロナミンはT4製剤に比べて腸管からの吸収がよく、とてもはやく効果を示すのだけれど、半減期が短く効果が長続きせず、副作用が出やすいということで採用されづらいようです。 乾燥甲状腺末のチラーヂン末は動物の甲状腺をすり潰して粉末にしたもので、T4、T3両方が含まれています。しかし含有比が一定しないので殆ど使われていません。 T4のチラーヂンSが、血液の数値が安定しやすく、医師にとっても管理しやすいお薬、ということです。 私がチラーヂン末を望んでいた理由は、 ■線維筋痛症や慢性疲労症候群と、甲状腺機能低下症の関連を指摘しているアメリカの数名の医師が、「人工のT4だけの投与ではあまり効果がない」という記述をしてること(人工のT4を効果的に活性の高いT3に変換できない患者は多い、らしい)。 ■それらの医師たちは牛や豚の甲状腺から作られた自然の甲状腺ホルモン(アメリカではArmour Thyroidという名前の薬)の投与が最も効果的であると言っていること、 ■何故かというと、自然の甲状腺ホルモンはT4とT3両方を、人間の自然な甲状腺ホルモンと近い比率で含んでおり、T4をT3に変換しやすくするような成分も含んでいるからであること、 ということに、とても納得していたからなのでした。 そして、日本でもArmour Thyroidと同じような製剤が保険適用で処方してもらえるということが分かったので、これは試してみる価値おおあり、と思ったわけです。 また、『自然の甲状腺ホルモン療法』だけでなく、 人工のT4とT3製剤を、いい具合いの比率で併用して投与することで効果を上げているという例もあったので、チラーヂン末の処方がダメだったら、そっちにもってくことも考えられるな、と。 ただ、少量のチラーヂンSでも体調がよくなる可能性もあるわけで、 まずはそれで様子見をしてから、 です。 <参考書籍> 「関節痛・リウマチは完治する」 D・ブラウンスタイン 「医者も知らない自然なホルモン」 D・ブラウンスタイン 「医者も知らないホルモンバランス」 ジョン・R・リー 「老けない、病気にならないホルモン革命」 藤森徹也 <参考サイト> 「甲状腺の悩みに答える本」の翻訳(田尻クリニックHP内) ・・・特に10章、17章 「甲状腺ホルモンのT3・T4併用療法について」 「甲状腺機能低下症の治療を考える」 「日本薬局方乾燥甲状腺チラーヂン末販売中止」 ▲
by kana_returns
| 2017-01-22 11:05
| 甲状腺機能低下症
甲状腺機能の低下を疑った私。 家から一番近い、甲状腺の専門医を探して行ってみることにしました。 まずはエコー。 甲状腺に小さな小さな腫瘍があるとのことでしたが、悪性ではないとのこと。 そして血液検査です。結果は1週間後。 結果はこんな感じでした。 ■TSH・・・4.664(μIU/mL)⇒基準値よりわずかに高い ■FT3・・・2.9(pg/mL)⇒基準値内 ■FT4・・・1.0(ng/dL)⇒ 〃 ■抗TG抗体/RIA・・・1.0(U/mL)⇒基準値よりも高い ■TPOAb・・・0.3未満(U/mL)⇒基準値内 その他の項目(アルドラ―ゼ、サイログロブリン)は基準値内。 抗TG抗、抗TPO抗体がひとつでも陽性だと、『慢性甲状腺炎』ということになるらしく、 TSHも基準値より高い、でもFT3とFT4は基準値内、という結果から、 私は『慢性甲状腺炎』であり『潜在性甲状腺機能低下症』であると診断されました。 ★慢性甲状腺炎 ・・・名前のとおり甲状腺に慢性の炎症がる状態で、甲状腺が腫れたり甲状腺機能に異常がおこることがある疾患。(橋本博士によって発見されたので橋本病ともいわれる。)自己免疫によっておこると考えられているが、発症の原因については判っていないことも多くある。女性に多い病気で成人女性20〜30人にひとり程度の頻度でみられる。無症状のことが多いので自分では気づかないことがよくあり、実際に病院を受診する人は一部の人に限られていると思われる。 ★潜在性甲状腺機能低下症 ・・・甲状腺ホルモンであるFT3・FT4は正常範囲内で、TSH だけが少し高くなっている状態。TSHとは、甲状腺ホルモンが足りているかどうかを監視している脳下垂体から分泌されるホルモンで、甲状腺ホルモンが正常範囲にあってもその人にとって足りなければ、TSH を分泌して甲状腺を刺激する。 「潜在性甲状腺機能低下症」である場合、 自覚がなければ治療を行わないことが普通だそうです。 ただ、私の場合、自覚症状が多いので、甲状腺ホルモンの薬の補充を試してみてもよい、ということになりました。 医師曰く、「甲状腺機能低下症の症状と、女性の一般的な不定愁訴はかぶることも多く、甲状腺だけが原因かどうかは分からない。甲状腺ホルモンの薬は、低量から始めて定期的に検査をすれば安全な薬だし、症状によってはやめてもいいし続けてもいい」とのこと。 ただ、「甲状腺機能低下から筋痛の症状が出るのは重篤な場合で、その場合血液検査のCKという項目にも表れるものなので、筋痛症状との関連は不明」と言われました。 処方されたのは チラーヂンSという甲状腺ホルモンの薬、25μgです。 とりあえず、診断名が出てよかったし、 少量のホルモン薬であれば処方しましょう、という医師でよかったー。 ここで全てが正常値であれば、何かを試す機会すら与えられないのでね。 私はだいたいいろんな検査をしても 「正常値」もしくは「偽陽性」。「偽陽性」である場合、再検査をすれば「やっぱり正常値」という結末が多いんです。 アレルギー検査をしても、いろんな項目に「偽陽性」マークだけが並んで、「スギですね!」みたいに突出して反応が出てくるものがないし。 なんか、ありろあらゆるものにいつも自己免疫が少しずつ反応していて、常になんだか体調悪いのに、これといった病名がつかない、私ってそういう身体なのかなあ、と推測してみたり・・・ まあ、ともあれ、 試す機会は与えられました!! 甲状腺についてここまでにいろいろ調査してきた私としては、これをとっかかりにして、違うことも試してみたいのですが、それは自分の身体の観察と医師とのコミュニケーションと、いろいろあるので、最初は医師に言われるがままに、チラーヂンS25μgと共に、2ヶ月を過ごしてみることとなりました。 ▲
by kana_returns
| 2017-01-20 11:28
| 甲状腺機能低下症
さて、やっとこのテーマで記事を書きますよ。 甲状腺機能低下症 これは、簡単にまとめようと思ってもなかなか難しいので、数回にわたり、かつ、時間もかかってしまう気がしますが、どうにか頑張ります! 私が甲状腺の専門医のクリニックを訪れたのはおよそ3年前のことでした。 私は当時、身体のいたるところの筋肉が慢性的に酷く痛む『線維筋痛症』というナゾの症状の苦しみからどうにか抜け出したくて、ネットと図書館で情報収集の毎日を過ごしていました。 そして、誰かがネット上で紹介をしていた 「関節痛・リウマチは完治する ―医者も知らない原因を突き止め根本から解消する方法-」D・ブラウンスタイン:著/氏家京子:訳 という本と出会いました。 もう新品が売られてもいないこんな本にたどり着くこと自体、当時の私は死にもの狂いだったんだなあ、と思うのですが、 この本、『関節痛・リウマチ・・・』というタイトルなのに、やたらと線維筋痛症について言及してくれていて、いろいろと考えられる原因をあげているのだけれども(ウイルスや細菌などの慢性感染症、ホルモンの機能不全、アレルギー、栄養欠乏、重金属中毒など)、その中でも甲状腺機能低下症に関する記述にガテンがいくことが多くて、気になってその後いろいろ調べていくことになりました。 本の中ならさっくり抜粋すると・・・ 【甲状腺機能の低下】 ●関節炎などを持つ慢性病の患者は、同時に甲状腺機能低下を起こしている場合がとても多い。 ●甲状腺機能低下症を示す症状・・・疲労、朝すっきり起きられない、寒さに弱い、手足の冷え、乾燥肌、乾癬、湿疹、にきび、関節炎、感染症にかかりやすい、便秘、生理異常、PMS、不妊症、高コレステロール血症、動脈硬化症、肥満症、減量できない、うつ、頭痛、乳房線維嚢胞病、卵巣嚢腫、虚弱など 甲状腺機能低下症の最も顕著な三大症状は 疲労感・寒がり・乾燥肌 と言われています。 「めっちゃワタシ!」と思う女子、すんごく多いと思うんですよね!! 甲状腺は、頸の前方、のどぼとけのすぐ下にあって、そこで甲状腺ホルモンを合成しているのですが、 その甲状腺ホルモンの働きというのは「基礎代謝」や「自律神経」のコントロールをすることで、 甲状腺ホルモンの分泌によって身体が活性化される、 元気を出そうと思ったら甲状腺ホルモンが分泌される、 いわば元気ホルモンなんですね。 なので、それが少なくなると、とにかく代謝が悪くて元気が出ない状態になるということです。 甲状腺機能低下症の症状には、以下のようなこともあげられます。 無気力、口のもつれ、四肢や顔のむくみ、汗をかかない、頭髪がガサガサになり抜ける、記憶力の低下、筋力の低下、便秘、体重増加、声がかすれる、居眠り、低体温(女性の場合高温期が短い)、風邪をひきやすく治りにくい、月経が重い・・・ などなど、とにかく元気がない状態で、うつ病と誤診されることも多いようです。 逆に、甲状腺ホルモンが多すぎると、体重が減ったり、手がふるえたり、脈が速くなって動悸を感じたり、暑がりになり汗をかきやすくなり、イライラしたり、下痢になります。こちらは全身の機能が働き過ぎての疲労に悩まされる。この状態の代表的なものがバセドウ病。聞いたことありますよね。 なんか、この大まかな傾向って、けっこういろんな人に当てはまるような気がしませんか? ●動作がゆったりしていて、声は低め、おっとり系の中肉中背女子⇒甲状腺ホルモン少な目 ●いつもチャカチャカ動いていて、早口のマシンガントークで食べても太らないおばちゃん⇒甲状腺ホルモン多目 まあ、私はどうにもこうにも甲状腺ホルモン不足の症状が90%以上あてはまるわけですよ。 当たる占いか?!というくらい私の体質の羅列。 一般的な甲状腺疾患の説明には出て来ませんが、 アメリカの医師の本なんかでは、 甲状腺機能低下症の症状として、 関節の痛み、筋肉の攣り、目の乾燥、耳が聞こえにくくなる、筋肉収縮後弛緩しづらい などという、更に当たる占い師的な、私の身体症状とかぶりまくるようなことまで書いていたりするので、 これはもう、一度ちゃんと自分の甲状腺調べてみよう、ということになった訳です。 ▲
by kana_returns
| 2017-01-15 11:08
| 甲状腺機能低下症
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